学生ローンを利用する際に気になるのが、申込・審査の手続き内容です。
多くの学生ローンが身分証の提出を必須にしていて、バイト先などへ在籍確認をします。
在籍確認とは、ローン会社が勤務先に電話をして本当に従業員として在籍しているのか確認するものです。
多くの学生ローン専門業者は在籍確認を実施しています。
なお、在籍確認は会社名を名乗らずに電話をかけ、クレジットカードの申込でも実施される手続きです。
アルバイトなど勤務先に電話がかかってこないような立場だと何かの在籍確認だとバレてしまいますが、「在籍確認=借金」ではありません。
在籍確認を実施している学生ローンは、確認が取れないと審査に通りません。
勤務先情報は必ず偽りのない電話番号などを記入して申し込みましょう。
昨今は大手を中心に在籍確認をしないローン会社が増えています。
主にアコム・プロミス・モビット・アイフル・三井住友カード・メルペイスマートマネーが該当します。
学生でも利用できる所が多数あるので、勤務先に電話が来るのがどうしても嫌な方は在籍確認なしのローン会社を使ってください。
一部の学生ローン専門業者でも給料明細を見せれば在籍確認なしで対応してくれる場合があります。
気になる業者があれば、ストレートに「在籍確認はありますか?」などと問い合わせてみるとよいでしょう。
学生ローンの申込で必ず必要になるのが本人確認書類です。
ほかにも収入証明を求められることがあり、返済方法で口座振替の設定をする場合は銀行の届出印が必要になります。
学生ローンではキャッシュカードの提示を求められることが多いので、ローン会社ごとに必要な書類を事前確認するようにしてください。
必要書類の中で特に重要な本人確認書類と収入証明について詳しく解説します。
上記のうちいずれか1点を提示できれば、大半の学生ローンが本人確認をパスできます。
これらがない場合は、住民票や公共料金の支払い明細など、複数の本人確認書類の提出を求められる場合があります。
本人確認書類で学生証が認められるかはローン会社によって異なり、大手消費者金融などは学生証が認められないケースが多いです。
学生ローン専門業者は学生証の提出だけで本人確認OKになるケースがあります。
学生ローンなどの少額融資では、直近2ヶ月分の給与明細の提出を求められることが多いです。
ローン会社によっては収入証明の提出なしで融資を受けられるケースもあります。
年に1回発行される源泉徴収票の場合は、時期によって対応可否が変わってきます。
バイト先を変えることが多い学生の場合、下半期になると源泉徴収票ではなく直近の給料明細の提出を求められるケースが多いです。
学生ローンや消費者金融、カードローンなどは原則として保証人が不要です。
なお、学生や社会人経験が浅い若年層が自動車ローンなど高額な目的別ローンを利用する際は、保証人を求められることがあります。
成年年齢が18歳に引き下げられてからは親権者の同意が原則不要になり、親や身内の協力なしで手軽に借入できるようになりました。